愛知県/N様(住職)
<頂き物の創意工夫>
いつもありがとうございます。
水晶文旦は皆で愉しい時間となり、先ず反応としては「ゼリーを食べている様な食感?」
私は初めてではありませんが見た目も味も食感も嬉しいです。
さて、その果肉を取り除いた後の大きな皮をマ-マレ-ドにすることにしました。
いわゆる住職の言われる「もったい精神」
黄色い皮の内側には白い部分が分厚いのですがこれをどのくらい残すのが味を左右する鍵でもあります。
この配分で苦味成分が大きく関わってきます。
私は、少しほろ苦いテイストがあった方が良いのでカットの仕方とアク抜きを一日掛け冷蔵庫で寝かしつけます。
その後は砂糖の調整と火加減が重要になります。
今回は薪ストーブを使い調理することにしましたがコンロの方が火加減が簡単かと思います。
ここでもっとも課題になるので根気よくかき混ぜてあげることが上手く作るコツだと学ぶました。
やっぱり動物的な洞察力は不可欠です。
2日目にて完成。
あんなに鍋いっぱいだったものが僅かになり、有り難き頂き物ですね。
荒神堂/鈴木富喜