「荒神堂」の気ままに通信

image0.jpeg image1.jpeg image2.jpeg image3.jpeg

愛知県/N様(住職)
<頂き物の創意工夫>
いつもありがとうございます。
水晶文旦は皆で愉しい時間となり、先ず反応としては「ゼリーを食べている様な食感?」
私は初めてではありませんが見た目も味も食感も嬉しいです。
さて、その果肉を取り除いた後の大きな皮をマ-マレ-ドにすることにしました。
いわゆる住職の言われる「もったい精神」
黄色い皮の内側には白い部分が分厚いのですがこれをどのくらい残すのが味を左右する鍵でもあります。
この配分で苦味成分が大きく関わってきます。
私は、少しほろ苦いテイストがあった方が良いのでカットの仕方とアク抜きを一日掛け冷蔵庫で寝かしつけます。
その後は砂糖の調整と火加減が重要になります。
今回は薪ストーブを使い調理することにしましたがコンロの方が火加減が簡単かと思います。
ここでもっとも課題になるので根気よくかき混ぜてあげることが上手く作るコツだと学ぶました。
やっぱり動物的な洞察力は不可欠です。
2日目にて完成。
あんなに鍋いっぱいだったものが僅かになり、有り難き頂き物ですね。

           荒神堂/鈴木富喜

カテゴリー: 未分類 | コメントをどうぞ

獅子工房だより

image0.jpeg image1.jpeg image4.jpeg image5.jpeg image6.jpeg image7.jpeg image8.jpeg image9.jpeg

「岐阜県/黒岩神社の元旦風景より」

2024年度(令和六年)は色々な苦難もある年では有りましたが、「前を向いて歩く」誰かからよく言われていた言葉ですが…全くその通りですね。
令和七年度も簡単には進めない年かも知れませんが、「笑う門には福が来る」これもまたよく聞かされた台詞のように思います。
私も笑顔になるモノづくりに精進して行かなければ!
ご指導よろしくお願いします。
         
            荒神堂/鈴木富喜

カテゴリー: 未分類 | コメントをどうぞ

獅子工程だより

image0.jpeg

「岐阜県/黒岩神社・獅子舞保存会皆様」

ご相談にありました。「守り獅子」は元旦にお披露目出来るかたちです。
工程間としては彩色が終わり、台座の制作段階であり漆工程を行い中です。

この制作については、黒岩神社に古来から現存する獅子頭がモチ-フになっております。
お届けする家族の笑顔が溢れるお役になってくれることでしょう。

           荒神堂/鈴木富喜

カテゴリー: 未分類 | 1件のコメント

獅子工房通信

image6.jpeg

「依頼人/岐阜県・黒岩神社/獅子舞保存会」

<黒岩獅子舞復活プロジェクト>
保存会皆様、大変お待たせしております。
黒岩獅子の大人獅子が完成したことをお知らせします。
これで子獅子、親王獅子、大獅子となり五体の家族守護神となりました。
制作は少々タイトな時間内ではありましたが皆様に「笑」「心魂」が届くことを願っています。
黒岩神社と白山神社の二つの歴史をもつ黒岩獅子舞復活は坂祝町に御加護が続いてゆき、いつの時代になっても境内に訪れた時には気持ちを「凛」としてくれることでしょう。

            荒神堂/鈴木富喜

カテゴリー: 未分類 | コメントをどうぞ

獅子工房通信

image0_7.jpeg image1_6.jpeg image2_4.jpeg image3_3.jpeg image4_3.jpeg image5_2.jpeg image6_3.jpeg image7_3.jpeg image10_4.jpeg image13_3.jpeg image14_2.jpeg

「依頼人/岐阜県・黒岩神社/獅子舞保存会」

<黒岩獅子舞の復活プロジェクト>
坂祝町の皆様からエ-ルを頂き前に進むことが出来ていることに感謝申し上げます。
限られた時間と制約はありますが出来る限りの手仕事を未来に担う子ども達へ残したい気持ちで毎朝を迎えています。
制作は困難もありますが予定より完成像が見えて来ましたのでご安心下さいませ。
また工房から制作風景をお送り致しますのでよろしくお願いします。

           荒神堂/鈴木富喜

カテゴリー: 未分類 | コメントをどうぞ

獅子工房だより

image0_6.jpeg image1_5.jpeg image2_3.jpeg image3_2.jpeg image4_2.jpeg image5.jpeg image6_2.jpeg image8_2.jpeg image10_3.jpeg image11_3.jpeg image12_2.jpeg image13_2.jpeg image14.jpeg

「依頼人/愛知県・西新井形常会/西新井獅子頭保存会皆様」

<西新井獅子工房の再生日記>
ようやく夏の空から雲が散る秋めいた空になって来ました。
酷暑だったせいか少し身体も気持ちも穏やかになってゆく感じがしています。
さて、工房からの修復掲示板が間に合っていませんが先日の紹介を致します。
よろしくお願いします。

           荒神堂/鈴木富喜            

カテゴリー: 未分類 | 1件のコメント

獅子工房通信

image0_5.jpeg image1_4.jpeg image2_2.jpeg

「依頼人/岐阜県・黒岩神社/獅子舞保存会皆様」

<黒岩獅子舞復元プロジェクト>
獅子舞保存会皆様と共に走り出して今年も僅か2ヶ月ほどに迫って来ました。
今年、日本は自然災害の脅威を大きく受けたこともあり現代の生活スタイルが本当に正しいのか?考えるべきメッセージであると思います。
今、保存会皆様と獅子舞復元を目指していますがこの祭事の根底にも「生きる」ということから生まれた「人と自然」を敬う心の形であると私は捉えています。
獅子頭の完成までもう暫くですのでよろしくお願いします。

           荒神堂/鈴木富喜

カテゴリー: 未分類 | コメントをどうぞ

獅子工房通信

image0_4.jpeg image1_3.jpeg image2.jpeg image3.jpeg image4.jpeg

「依頼人/岐阜県・黒岩神社・黒岩獅子舞保存会皆様」

<黒岩獅子舞の復活プロジェクト>
保存会の皆様、いつもエ-ルをありがとうございます。
漸く夫婦獅子の黒岩獅子が家族になる日も近づいて参りました。
少し前はパンデミックから令和6年と漸く日常の生活が動き出しましたが、今年の自然災害は過酷さを増しているとしか言えません。
また日本の伝統行事の開催も今までより柔軟な対策が必要であり、地域に長年伝承された緩やかな火を消さないよう未来へ繋げて欲しいと願います。

          荒神堂/鈴木富喜

カテゴリー: 未分類 | コメントをどうぞ

獅子工房だより

image0_2.jpeg image0_3.jpeg image1_2.jpeg image6.jpeg image7_2.jpeg image9.jpeg image10_2.jpeg image11_2.jpeg

「依頼人/愛知県・西新井形常会/獅子舞保存会皆様」

<西新井形獅子頭の再生日記>
10月だというのに夏ですね。朝晩は少し穏やかになったようにも思います。
さて引き続き獅子頭の修繕を進める中、タイトな時間ではありますが祭事までに向け慌ただしく過ごしておりますが漸く見通しも明るくなって参りました。
今回、新たに発見された修繕箇所もあり予定外ではありましが…ホッとしている心境です。
これらの修繕を進めながら「頭」本体の装飾を全て外し、新たに設けた神楽鈴を組紐装飾による構成を手掛けています。
*大きい神楽鈴を一つ追加
*これにより音色も豊かになります。
また工房からの風景をお届けいたします。
よろしく

          荒神堂/鈴木富喜

カテゴリー: 未分類 | コメントをどうぞ

獅子工房だより

image0.jpeg image1.jpeg image7.jpeg image8.jpeg image10.jpeg image11.jpeg image12.jpeg image13.jpeg

「依頼人/愛知県・西新井形常会/獅子舞保存会」

<西新井獅子舞の再生日記>
祭事が近々ということで足早に段取りよく修繕を進めております。
今回、新たに見つかった箇所がありましたが不幸中の幸いかも知れません。
漆工程を本体部と顎部と分けて時差で進めています。
続く

            荒神堂/鈴木富喜

カテゴリー: 未分類 | コメントをどうぞ