傷き壊れたモノの見方も少し違った方向から見てみると新しい景色が生まれてきます。
これも自然界から学んだ美といえます。
何だか教科書を読んだような言葉じゃないかと言われてしまいますが。
大人になると何でも理屈や言い訳が欲しくなるものです。
私もそのひとり。
ただ素直さとかピュアな心がある子どもは違います。
私も皆さんも膝小僧に瘡蓋をつくってたころ、空には象の親子が見えたり、雨の日の長靴が冒険だったりした筈です。
だから私のやってる金継だって同じこと、ただ感じる事を忘れちゃっただけのこと。
明日の空には鯨が見えますよ。
荒神堂/鈴木富喜