荒神堂だより

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刈谷市/茶道皆様
茶器再生日記
お世話になっております。
度々、工房に茶器の修復をご相談いただき私も様々な勉強にもなっています。
本当に日本には色々な造形があります。かつては手仕事が当たり前だった時代には個性豊かなものが多く同じモノに遭遇することも少なかったように思います。
モノの集め方、付き合い方があって当然ですが最終的にはオ-ナ-が如何に愉しむかが一番大切なことでモノにとっても良い人生だと考えます。
さて前回の「煙草盆」ですが修復履歴の中に途中で本来の技法ではない科学的な処理が行われた痕跡が見つかり・・それらを一度全て除去しなければ元の姿に戻す出来ない状況でした。
これは私のひとり善がりの考え方かも知れませんが基本はキッチリ抑えてほのかに崩す、出しすぎないのがシャレてると思います。
煙草盆の使い方は面白い方法で有りだと思いますよ。
これからも新しい出会いの歴史を刻んで下さいね。
  
         荒神堂/鈴木富喜

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