京都府茶道皆様/茶器直し
M先生、いつもお世話になっております。
お時間を頂いて「香合」の直しをしながらいつもながら大変皆さんと稽古されている様子が傷や凹みからも声が聞こえてきます。
今回、剥がれや割れが新たに見つかり二点程あった修復箇所から六点になりました。
これらは今後さらに広がる予測から今手入をした方が良い判断から下地からも直すことにしました。
また剥がれた箇所はそのままの状態から据えると高さが変わってしまう為、一度錆漆を擦り新たに木糞漆からやり直す工程をとりました。
また剥がれた破片をピンセットで仮置きをするのですがやはり合わない・・・
これらの小さなパーツも擦り合わししながら直してゆく必要がありました。
工程を進めた風景になります。
荒神堂/鈴木富喜