獅子工房だより

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豊川市から頭(獅子)の修理相談をお訊きして直し方を様々検討からのスタートになりました。
多くのケ-スの修繕や修復は「作業的」仕事はもちろん大変ですが全体的に「創造的」仕事内容が重要で大きな意味も持ちます。 非常に抽象的で言葉に変換するのが難しいことですが、あえて表現すれば「見えたままを作ってはいけない」ということでしょうか。
さて私の言い訳はこんなとこにして模索に入ります。
この獅子頭は90年以上前から修理を地元の方々が手を加えて来たことでしょう。金属を埋め込んだり、インチネジで固定してあったりと、毎年激しく使われた痕跡が多くみられます。
私の考えにある修復方法イメージに違いがあるものの何とか良い方向に改善していきたいと思います。
昨日は金属箇所の周り破損と潰れたネジ山の作り直しに始まりました。
今日の問題は木材内部から顔を出してきた頭のない釘…ビクともしない…
枯れた木は油分も抜け締まってゆくからなぁ…
続く

荒神堂/鈴木富喜

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