毎日、本当に残暑が厳しいです。
荒神堂の漆ファクトリーはエアコンディショナーのガス漏れで温度が下がりません…
秋はもう少しだと伸ばし伸ばしにして来ましたが…暑さのせいか?「ツクツクボウシ」の鳴き声すら聞こえなくなりました。
自作部屋の「離れ」は瓦屋根ではなく昼間の室内温度は40℃以上になっています…只今、錆の工程は死と背中合わせですよ。
少し怖いですが作業していると忘れてしまうのが危険です。
毎回、話は定まらないですが荒神堂のモノ作りは何かとレッドリストの環境下で生きています。
私の浅はかな考えでありますが、日々目にする獅子頭からは改めて学ぶことも多く「見えてはいけないもの 」「見えていても伝えられないもの」と品物は口を聞かないけれど何だか語りかけて来るようです…。
私もモノ作りの志を言葉ではなく未来へ伝えたいものです。
荒神/鈴木富喜