日々暮らしの中でついつい日記は忘れがちになります…(言い訳)
先日、安城市の小学生の皆さんには大変お待たせしました。
今回、蝋結染めを始め、麻生地に日本色の落ち着いた黒染めがメリハリを与え、仕立ても良い上がりになりました。
これで身長のある子達も演技に集中しやすくなったと思います。
今回、小学生の皆さんの中には「あれっ?」と気づいた子もいるかも知れませんが、そう!鈴の音色に変化が起きたかと思います。
これらは組紐の長さが変わったことにより奏でるタイミングと負荷が変化したことによるものです。(因みに鈴は同じものですよ)
それから感じ方は難しいですが高い音の後に低い音がついて来る感じも良いですね。(シャンシャ〜ン…ゴロゴロ〜ン…)
鈴の数や大きさ、鳴る位置を調整すると近づくと思います。(組紐の結びも格好いいでしょ?何気な遊び心)
最後に、中には私の手掛けた頭(獅子)がもう壊れてしまっていないか…?
心配もありましたが完成当時より漆も締まり落ち着いた押し出す朱であったこと、彫刻との馴染みも良い関係に向かっているので「ホッと」しましたよ。
これからも元気に子ども達と時を重ねて育ってゆくことでしょう。
荒神堂/鈴木富喜