獅子工房だより

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獅子頭の修復、復元と依頼のご相談は様々ですがいつも感じることは人に使われてきた歴史や故郷の祭は消滅してしまったがそのモノを残したい想いが詰まっています。
これもたまたま縁があってのこと、モノが人を繋ぎ、またモノが人を繋げてくれる不思議な力の様に感じます。
そんな中での獅子頭を岡崎市のI様からお預かりしたもの昭和30年頃の頭と思われますが今とは少し違い人と人の関わりも言葉に出さないけれど繋がっていた時代だと思います。
この頭は祭舞台に御披露目は無くなってしまったけど人の情や労りにより生き残ることが背景・歴史も価値の一つです。
どんなモノの価値判断は難しいことですが決してオークションで高額なモノが良い訳でもありません。
目に写らないモノも大きな価値があるのではないでしょうか。

荒神堂/鈴木富喜

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