修繕エピソード
犬山市のO様から御預かりした獅子頭も壊れた箇所調査に時間をかけています。
過去の修理現状に問題も被害が拡張しないようにアイディアを練っています。
昭和から現在に至るまで用いられたサフェサーも問題です。
修繕の際、彫刻刀が歯零れを起こすのも厄介ですが、頭本体の材木が呼吸出来ない為にあちこちにクラックが発生を続けている様子。
私は古来技法で制作し未来に繋げたいプライドもあるので出来る限りの対策を模索しています。
プランを考え手仕事の良さを伝えるのも未来に重要なこと。
今日一日、巡り巡り…明日への段取りを工程して見えてきたものがあるのでもう寝ます…。
荒神堂/鈴木富喜