獅子頭修繕エピソード
犬山市からお越しのO様の頭の解体から様々なことが見つかりアイディアを練っています。
先ずは「顎」部の解体から一分ほど幅が足りませんでした。
それらにはシリコン素材的なもので接着され幅を稼ぐ為に埋め込んである状態でした。
その修繕工程としては漆が科学接着の上には乗らないので全てを除去してから作業です。
肝心な足りていない身幅を新しい木材料で作り出す必要が生まれました。
昨日の夜勤作業で土台が完成し接合部を作り上げました。
それから数日前から段取りしていた「顎部」に取り付けられていた「持ち手」(操作性有り)のモノも外し内容から釘のみでの補強に頼っている為に顎板に負担があることが分かりました。
更に補強と見た目の美しさから「臍」による組木で構成することにしました。
もはやこれまた下町工房の維持ですね。
今日もカフェイン摂りすぎです…
続く…
亭主