清須市/子ども会獅子舞
修繕日記
現在は獅子頭本体の大きな割れを漆で修繕作業を進めています。
工程が連続一部集中は理論上不可能なので重要箇所は特に時間が必要となっています。
その間に段取りをして置いた木取りから破損した左耳部を復元して行きます。
その際重要となる夏目と冬目の判断から方向性を決め制作に入ります。
先ずは逆目を見ながら鉋の刃の出し具合を感覚で行います。
その後はイメージを具現化する感覚的なこと必要です。
そう忘れては行けないのが彫刻で重要な刃物の手入れや材料に合わせた研ぎ方です。
昼間は製材に追われたので…実は夜な夜な工程に木槌が響きました…(何だか怖いですね)
続く
荒神堂/鈴木富喜