長野県南木曾/F様
自然科学日記
平成32年4月14日(日)10:07am (小雨) 7℃
製材二日目、急遽この日朝から椎茸を育てる実験をすることになった。
菌糸を育てる信州農家の皆さんに感謝します。
先ずは段取りとして菌糸床の問題からだ。
研究者F先生からの理論によると床は繊維が多いものが良いが細菌の回りが早まれば直ぐに朽果ててしまう可能性があるとの指摘でした。
実際、マニュアルだけでは計れないことが起きるのも自然科学の面白さなのです。
基本的には湿度を好むのだが…早い段階で床が機能しなくなる可能性もある。
今回、私は楢に菌糸を植えることにした。
ここで肝心なのが菌糸が雑菌に汚染されないこと。
条件は様々だけれど菌糸の定着位置も関係している。
何となく想定はつくが如何に栄養分を補い長く暮らす条件が揃えばキノコは大きな胞子を開く筈だが…
結果は一年〜二年後…
to be continued
荒神堂/鈴木富喜