清須市/子ども会獅子舞
修繕日記
再生を作業を進める中から状態を理解すると此処は残したい、命を延ばしたいと語り掛けてくる…。
ある意味診療内科かも知れない。
小鼻横の割れの修繕を進めると全体の色漆の状態も気掛かりなので調べることにしています。
箔浮きや黒漆のコンディションの低下、紫外線の朱の割れなどが目立つ。
色漆に比べたら遥かに高強度がある黒漆ですが下地に泥が使われている為作業は湿度が課題となりそうだ。
漆工程を進める中対策をしています。
工程が増えるのは覚悟し先ほどまで続いていましたが水研には神経質になりそうな…春の漆効果を願います。
品は物申すことはないけれどただの再生はしない下町工房の意地です。
Ego Wrappinでも聴いてもう少し目通しついたら寝ます…
では良い夢を!
荒神堂/鈴木富喜