獅子工房便り

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清須市/子ども会獅子舞
修繕日記
「美しく直す」には色々な方向性がある。
本来、日本人は弱い素質から生まれた美しい美意識を持っています。
例えば壊れることは儚いと感じ散る花を美しく強さと潔さを持ち合わせている。(今は埋もれてるだけ)
だから「弱い」は「かっこいい」ことでもあります。
何だか子ども相談所かも知れない。
さて相変わらず錆漆とお付き合いしていますが天気が悪く格闘しています。
最近木篦が良くないので作りたいと思っていますが合間が見つからず…少々遣りにくいもので作業をしています。
木篦は適度な弾力性としなやかさを持っている材質が馴染みが良いです。(水分の含みも関係)
今の時代は手の道具を忘れ掛けている時代かも知れません。
数字では測れない感覚的なことって理に叶った心地よさがあるんですよ。
時には野生に戻りましょう。

荒神堂/鈴木富喜

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