獅子工房便り

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清須市/子ども会獅子舞
修繕日記
春の錆漆は仕事がやり易いです。
毎回…毎回…続く下仕事は永遠かと思えて来ます。
厳しい工程ですが木と相性がマッチングしているのを実感する。
古の時代から存在する塗料が漆です。
それの原液は人で例えるなら血液です。
だから漆の木が怪我をすればその体内から赤血球が運ばれ止血する。
これはどんな木々もそうですが自らの生命力で傷口を瘤や節となり回復することを繰り返す。
私達も擦りむくと瘡蓋となり元の状態に回復する。
当たり前ですがとても神秘的な力ですよね。
ですから私の仕事も自然の恵みを生かし修復をする。
今の時代からすれば化石の様な内容ですが世の中がすべてVRだったらつまらないですよ。
暫く「研」生活が続きます。

荒神堂/鈴木富喜

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