犬山市/O様
「寄せの旅 」にご心配をお掛けしております。
岩手県には再度演目予定かも知れませんね。
今度はハプニングがないように改良を加えましたので安心して下さい。
さて内容ですが臍と装飾を兼ねた補強を加えました。
始めからの制作とは違い全て理想的な対処にもっていけないのが残念でもありますが今の姿を極力損ねずに納まった感じです。
ホッとしてます…
歴史や想い出を呼び戻せるってある意味贅沢な内容かも知れません。
寸法は五分程高さが低くなりましたが組紐がアクセントになり良い感じですよ。
山吹色系の絹糸の発色も黒と朱のバランスに違和感はないです。
肝心な操作視点の固定を努める顎裏の止めも上下で持たせる仕組みにしたので全くグラつきはなくなりました。(あまり強度も上げると顎の破損発生も考えられる)
ここで金属を使いたく無かったですが今後の対策の為に考慮するものとしました。(*極力見た目も配慮した最小限を選択)
現在の進行状態です。
荒神堂/鈴木富喜