福島県/彼岸獅子舞の皆様
新規復元を続ける中、造形とそれぞれの舞に適した創作に節々で試行錯誤してゆきます。
福島県の頭(*関東地方には多数みられ特徴)黒子の頭上に据えられる為重量比もバランスの良さが求められる。
再現は古来の姿見である木彫での制作ですが現在の一貫張りと近い数値化を目指しながら現在、重さを感じさせない程の作りをしています。
また良質な官材を吟味しての制作工程が軽量化にも生きています。
*顎部を引き回し鋸で引いたオガ屑からも黄色見が立っているので高い熟成度であり非常に素直な材だと思います。
引き続き制作
荒神堂/鈴木富喜