獅子工房だより

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福島県/彼岸獅子舞保存会
復元日記
制作が始まり一年9ヵ月が過ぎ様と
しています。
私の獅子頭は彫刻と漆工程は上り、後に控えた装飾に難航しています。
それらには野鳥の羽の風切羽根をはじめ風の流れやダンパー役にもなる羽根が用いられており適所に使う必要があります。
また、見た目の美しさもそうですが舞をした際に動きのある形にしたい為でもあります。
私の工程では様々なことを検討して制作にもってゆくわけですがこれらの野鳥の装飾に関しては常時ストックすることは不可能でありますし予定の約束日までに必ず完了出来ることも簡単ではなく、納期が大幅に延ばすことも考えれます。
現在も頭一体あたりに100枚程の不足も予想していますが、これらもより良い方向性を踏まえた上での判断です。
私、作り手もそうですが先人の知恵の人達との関わりも無くては今回のプロジェクトは成功に導くことは難しいでしょう。
どんな未来になっても金銭では得られない、動かせないものは存在しますよ。

          荒神堂/鈴木富喜

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