二十年程経つだろうか?…僕はバックパッカーで旅をした頃、あり記事を目にしたことがある。
中国雲南省のナシ族の立て掛け看板に描かれた象形文字である。
この時、気になり気になり…図書館で調べたところ。
トンパ文字という象形文字が現在もなお使われている生きた絵文字だったのです。
それまでエジプトに残るヒエログリフしか象形文字を目にしたことがなかった…(恥ずかしながら…)
図鑑にあった麗江の町は、川が流れ細かい路地に橋があり、銅細工や織物、筆や装飾品を作る職人工房が並び、町の建物はジャッキーチェンのカンフー映画の世界観が大規模に拡がる美しい景観である。
しかし…今…現在…麗江は世界遺産になってからというものの…ナシ族の文化は失われてしまった…
古風な建物はレストランや土産物屋に姿見を変え、内部を大きく改築され伝統的面影をみることは今となっては出来ないでしょう…
観光化が進むとナシ族の生活は豊かさ(生活水準?)がましました、一方では旧家を売ったり村を出る人々が急速化してしまったのである。
結論的に私はどうすることも出来ませんが、新しい事を取り入れ事は一つ何かを失うという事かも知れませんね。
トンパ文字まで失うことは残念で仕方ない気がしています…
もし…ケータイのe-mailがトンパ文字対応だったら…心の豊かさとして生き残る方法なのかも知れませんよ!(笑)
皆さん、何を捨て何を手にしたいと願いますか?
又、豊かさとは何ですか?
荒神堂