昔々の絵本物語である。
この本に出逢ったのは六歳頃、幼稚園の教室図書で見た印象を強く残している。
それにしても幼少時代のイメージが作り出した記憶物語は不思議で、絵本物語に登場する小さな小さな家が生命を宿している様に思っていた…
ところが、ワタシも子供を持ち今改めてみてと…この物語は正に現代社会の姿だった…
実際、物語の様にはいかないが、忘れさらせても生き抜く力と誇り、そして切なく微笑ましく希望の光を求め…
ワタシの乏しい考えですが…結局、昔が一番良いとか今が一番良いとかは無いんですよ。それは人間という動物の永遠の欲だから…
まだまだ読書の秋ではないですが、是非とも素敵な物語に出逢って頂きたいと願っております。