梨の旧品種である。
どうやら原種といったモノで、現代の大きく丸い梨は水分量も甘味も固さもバランスの良い手間暇掛けた品種であります。瓢箪なような形から今の丸型になる遺伝子は本当に面白い。
どんな果物もそうですが、我ら日本製は実にオリジナルを遥かにうわまる美味しさにしてしまうのだから、素晴らしい技術ですよ。
今年は10月というのに…まだ暑いから梨も食べたくなります。
*さて原種の味は、紛れもなく梨です。固さは硬めで甘味もおさえめです。今のモノより水分量は少なめかな。
何はともあれ、この旧き善きを知り、今の梨を食べられるのも、何とも贅沢な時間であります。
kさん、いつも話題をありがとうございます。
荒神堂