依頼人(埼玉県/O様・パフォーマンス獅子)
<獅子頭復活日記>
あちこちに、痛みが発生している「頭」ではありますが、制作された当時から60年以上時が過ぎていると思われます。
獅子頭の材料の選択も大きな要素ではありますが、厳しい気温変化も劣化の原因の一つとも言えるでしょう。
それはともかく、この「頭」は、いろんな景色を目にし、演技をされたのでしょう。
その歴史が傷や凹み、皆を笑わすために改良されてきたことから見えてきます。
午後治療は、部品の据付の「アソビ」と動きの「ニゲ」に重点をもっていきます。
続く
荒神堂/鈴木富喜