<荒神堂研究室より>
2023年6月15日 木曜日 小雨
気温24℃ 湿度83%
課題「植物の造形」
モチ-フ「豆」
今回は、植物が創り出した造形美を観察するからはじめる。
先ずは、実を守る「莢」を半分に解体して見ようと思う。
そこで気づくことは実である「豆」は左右交互に栄養素を得るための繊維と連結されている。
おもしろい!
幾つかの莢をランダムにナイフを入れてみると豆の数も7個と奇数であることにも偶然ではない様だ。
これらの造形デザインも実に効率的に整理され無駄のない進化を遂げてきたのだと考えさせられる。
私の彫刻の仕事も古い紋章や図案化されたデザインも自然界から学んだものであることに辿り着く。
やはり人は自然の一部でもあり、これらから学び共存する必要があることに改めて考えさせられる。
荒神堂/鈴木富喜