私の工房では制作の中で様々な天然素材を使うことが不可欠になっています。
その中の一つに真綿という素材があります。
そう蚕が蛹になる時に作りだす絹玉である。
今回その幼虫である芋虫から成虫になるまでを研究することにしました。
この話には色々な理由がありますが中でも子供達に知って欲しい内容でもあったからです。
現代の情報社会では簡単に調べたり知ることは出来ますが実際に自ら生き物の世話をし観察することで言葉だけでは伝わらないことを感じてもらいたいと思ったからです。
そして幼虫が荒神堂に届いて3日目…桑の養分を食べて現在スクスク育っている様子です。
子供達に何処まで好奇心が続くやら…と不安と期待のスタートです。
鈴木富喜