福島県/彼岸獅子復元/舞の皆様
復元日記
ご心配お掛けしています。
彫刻の木取りを試行錯誤で進めて来ています。
現在預かりしている獅子頭は「一貫張り」であり素材が紙と竹で構成されています。木彫とは根本的に性質上不可能な違いはありますがこれらも本来の原型に寄せるて作られた内容が残るので大切にしたいと思います。
一方、私の手掛ける木彫での寄木制作は対称的ではありますが古来の原型を想像しながらの作業内容を根底に置き今出来る限りの古来技法と新しい感覚を調和させながら制作してゆきたいと考えています。
現在、三体それぞれ異なる獅子頭ではありますがイメージと考案の木取りを進める中、始められる彫刻は制作に入っています。(*太夫獅子と男型獅子の角部)
大変ご心配お掛けしていますがよろしくお願いいたします。
荒神堂/鈴木富喜