獅子工房通信

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2018年(令和元年)12月
東海テレビ取材記事「スイッチ」
愛知県安城市立里町小学校/獅子舞クラブ(文化学習)

<木彫工房の荒神堂より>
あれこれ五年振りの獅子頭との再会…。
本当にコロナ生活の自粛期間は長かったし、何より児童のみんなには、多くの思い出となる体験も激減してしまいました。
当時の地元愛での校長をはじめ教諭の皆さんにも複雑な想いが残ってしまったかと思います。
私もまたこの中で多くを失いましたが、学びも大きかったのは確かなことです。
今回の巡り合わせも縁が結ぶ新たな始まりだと感じております。
頑張れ、児童のみんな!先生たち!            荒神堂/鈴木富喜

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獅子工房通信

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依頼人/安城市立里町小学校/獅子舞クラブ

先日より獅子舞クラブの舞稽古担当の方より、学校の獅子頭を二体お預かりしての「見立」となっております。
一体は、舞を円滑化するための工夫と反物の綻びを修復する内容。
もう一つは、舞稽古をする時に緩みが生じた場合の対策を装飾を兼ねた修復内容です。
先ずは、反物を外した「頭」から行っていますが、「持手」の制作を試行錯誤しながら進めています。
里町小児童のみなさんに良い社会学習になれば良いなぁと願います。           荒神堂/鈴木富喜

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獅子工房だより

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山形県/Hご家族様

いつもありがとうございます。
季節ですね。
この優しい「香り」と「味」で遠い記憶すら呼びますね。
また山形の桜桃は、見た目も色もホッコリしますよ。
本当、風の便りから良い知らせを聞けて嬉しいです。
ありがとう

          荒神堂/鈴木富喜

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荒神堂FARM

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<荒神堂研究室より>
2023年6月15日 木曜日 小雨
気温24℃ 湿度83%

課題「植物の造形」
モチ-フ「豆」
今回は、植物が創り出した造形美を観察するからはじめる。
先ずは、実を守る「莢」を半分に解体して見ようと思う。
そこで気づくことは実である「豆」は左右交互に栄養素を得るための繊維と連結されている。
おもしろい!
幾つかの莢をランダムにナイフを入れてみると豆の数も7個と奇数であることにも偶然ではない様だ。
これらの造形デザインも実に効率的に整理され無駄のない進化を遂げてきたのだと考えさせられる。
私の彫刻の仕事も古い紋章や図案化されたデザインも自然界から学んだものであることに辿り着く。
やはり人は自然の一部でもあり、これらから学び共存する必要があることに改めて考えさせられる。

          荒神堂/鈴木富喜

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獅子工房通信

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<依頼人・愛知県/安城市立里町小学校>

「獅子舞クラブの獅子頭復活日記>
私の工房に二体の「頭」が訪ねて来ました。
出立を見る様ハッキリと記憶が蘇り、あの私が手掛けたものと少し時代を見てきた獅子頭です。
里町小学校の濱田校長先生には大変「学び」の機会を与えて頂き、今も生きた授業に反映する努力を続けています。
当時、東海テレビ局の撮影にも寛大な許可を頂き、獅子舞クラブの生徒さん達、父母の皆さん、教諭の皆様のご協力があっての実現でした。
リアルなテレビ局のスタッフの現場も良い社会学習でもあった様に思います。
そして、生放送にも限らず悠々と獅子舞を披露してくれたことに圧巻でしたよ。
今回、そんなエピソードを持つ獅子頭の再会に私も何とも表現できない温かい血の巡りを感じています。
ありがとうございます。

             荒神堂/鈴木富喜
         *反物と装飾品を取り外してからの工程となります。*少し修繕も兼ねた、新しい持ち手の新設を行います。

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獅子工房通信

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[依頼者・三重県/都波岐奈加等神社]

<中戸舞復活日記>
少し前になりますが令和4年11月27日に獅子舞サミットが鈴鹿市文化振興事業団と鈴鹿市教育委員会の皆様のお力で開催されました。
幾つかの獅子舞保存会の方々をはじめ三重県鈴鹿市の文化を知る手がかりともなりました。
私も伊勢国一ノ宮都波岐奈加等神社の中戸流獅子舞保存会の獅子頭復活制作をさせて頂いており、やっと少しだけ皆さんに近い関わりが出来ている様に感じています。
昨年度からその活動支援を兼ねて神社にて中戸獅子の小さな豆獅子を手掛けています。
本当に小さな努力かも知れませんが中戸流獅子舞の復活に繋がればと祈願しております。

            荒神堂/鈴木富喜

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荒神堂LABO

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<実験室より>
2023年6月8日 曇のち大雨
気温24℃ 湿度76%

(Rosacese/被子植物)
花弁・がく{5枚}
雄蕊{10本}
*雌蕊{1本}
*種類によっては多数分立するものもあり多様です。
葉{単葉}又は複葉、根元に托葉あり
*林檎や梨も同植物
<雑学>
一説によると白亜紀後半から存在する花だとされ、原種はチベットやミャンマーに生息する白い小さな野バラ(Rosa sinowilsonni)とされている。
また、ルーブル美術館に所蔵されている小さな花のレリーフ「花を嗅ぐ女神」はメソポタミアの女神イシュタルが嗅ぐ花がバラだと推測されている。

          荒神堂FARM研究所より

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荒神堂FARM研究室

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2023年・6月1日(木) 曇
気温23℃ 湿度67%

調査状況
荒神堂FARMでは無農薬で育てていますが、虫たちの力を借りて共存することから、樹木も年を重ねる毎に自らの抵抗力や免疫力を備えてゆくことも観察から読み取る結果となっています。
不思議な力CITRUS PARADI
青葉が360度に覆い尽くされた樹木には、所々に瓢虫の卵が孵化した様子を何度か目にする。
ここでも生き物の変体が繰り広げられ遠い昔の記憶さえも鮮明にさせてくれます。
この美化された映像には、ハ-ドディスクも要らない気がする。5月から6月にかけて被子植物らしい出立になってきた。
まだまだ小さな実ではありますが、これから様々な天敵を背中合わせに成長を続けることになります。

          荒神堂/鈴木富喜

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荒神堂FARM研究所

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令和5年(2023年)・5月11日(木)・快晴
*測定値7:35am・温度15℃・湿度23%

<柑橘類/荒神堂LABOより>
種から育った樹木の剪定から現在に至るまでの経過は10年位にはなるだろか…*剪定を終えた後の新芽*今年は寒暖差もあり無事春芽に開花

<荒神堂FARM研究室より>
この樹木(柑橘類)は、学名citrus paradisiで、別名pomeloともいいますがポメロの呼び名は英語名で古くはマレー半島からのルート。
これに似たものでpompelmoというグレープフルーツがありますがイタリア原産でポピュラーなフルーツです。
これら同じ被子植物ですが、日本では「文旦」といったところですかね。
しかし、果肉はしっかりしていて味はグレープフルーツに近い八朔ような…?
専門家にお伺いすれば荒神堂FARM研究所は適当な栽培ですよってなります(談笑)

<生物学での学名について>
scientific nameといいますが、博物学の手続きに基づく世界共通の分類名のようです。
学名には規則がありラテン語系表記が一般的。
*学術用語にはラテン語の他にギリシャ語やサンスクリット語もあります。

            荒神堂/鈴木富喜

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獅子工房通信

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愛知県<不浄森神社/神楽保存会>

S様、いつも楽しい時間をありがとうございます。
獅子舞稽古を子ども達に伝承することにも日々ご苦労があると思いますが、いつも少年少女の笑い声が聞こえてくるようです。
また、安城市立里町小学校の獅子舞クラブの活動もコロナウィルス影響も少し優しくなって来ましたので、始動出来る日が近いと思いますので私も何かお力になれればと考えています。
さて、そんな里町の不浄神社にあります獅子頭の修復風景をお届けしたいと思います。

荒神堂/鈴木富喜

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